0219 · nāman(サンスクリット語・ナーマン) onoma(ギリシャ語・オノマ) nomen(ラテン語・ノーメン) name(英語・ネイム) サンスクリット語の学びはじめの頃に鮮烈に印象に残ったのが、サンスクリット語のnāmanと英語のnameの類似でした。アラビア数字、つまりインド数字を使用する記数法が他の記数法よりも格段にすぐれているのは、ゼロを利用した「位取り」ができるからです。 たとえば、一万三千四十五とを比べてみてください。 紙上で計算する加減乗除において、この「位取り」の威力は、他の記数法の比ではありません。 8世紀頃インドからアラビアに伝わった「ゼロ」(サンスクリット元来「浄化、洗練、完成」を意味する動詞サンスクリsa sk の過去受動分詞サンスクリタsa sk taよりつくられたもので、「浄化、洗練された」「完成された」言語(バーシャーbhāsyā)を意味し、プラークリタprāk ta「自然な、粗野な、人手の加わっていない」言語、すなわち俗語、方言と対蹠 (たいせき)される。 また、同じ動詞より派生した名詞形サンスカーラsa skāra
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